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美浜町観光ガイド育成講習会 開催報告

2023年3月12日(日)に美浜町総合体育館で、観光ガイド育成講習会を開催し、美浜町内外から12名が参加されました。グループで取り組むワークが多く、終始和気あいあいとした雰囲気で進んでいきました。3時間半の講座でしたが、あっという間だったという感想が多く聞かれました。以下、講座の内容についてご紹介します。

(1)チームワークについて考える

はじめに、グループ対抗でペーパータワーゲームを行いました。ルールは、A4用紙を使って、1分間で一番高くまで積み上げられたチームが勝利。紙は切ったり、貼ったりすることはできず、折り曲げることのみできます。チーム毎に作戦会議を行ったあとに、ゲームを行いました。各チーム優勝目指して、真剣に取り組んでいました。このゲームを通して、「ゴールが明確で分かりやすいと、チームは一致団結できる」ということを理解しました。

(2)接客の考え方

そのうえで、ディズニーランドにおける接客の基準は、「ゲスト(お客様)に楽しんでいただくこと」だと講師は説明。判断基準は常にゲストにあるということでした。また、このゴール設定はシンプルで分かりやすく、スタッフ間でしっかりと共有されているからこそ、スタッフはマニュアル的な対応で終わらずに、臨機応変に行動できているそうです。

(3)笑顔の練習

 第一印象を大きく左右するのが、言語情報以上に、表情・ふるまいといった視覚情報です。そのうち最も代表的なものである、「笑顔」について解説。好印象な笑顔のポイントである「月目(つきめ)」、「上の歯だけを見せる」、「シンメトリー(左右対称)」を意識して、鏡を見ながら笑顔の練習を行いました。ペアで笑顔の練習をするのは、なんだか恥ずかしかったですね。

(4)話し方を見直す

グループ内で一人ずつ自己紹介を行い、話す際の姿勢や表情、話し方について、良かった点と改善できる点のフィードバックを行いました。自分でも把握していなかった癖を指摘され、驚く参加者も多かったのではないかと思います。

(5)ネガティブな表現をポジティブな表現に変換する練習

最後に、自分の弱みを、ポジティブに捉えなおすというワークを行いました。例えば、「飽き性」を弱みとした場合、「好奇心旺盛」「行動力がある」「物事に熱中できる」等、ポジティブに変換するというもの。日常生活からネガティブな表現を避けようと意識することが重要ということでした。

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